三菱 備長炭炭炊釜NJ-VX108はアルミニウム合金とアルミニウムとステンレスで5層構造に作られた厚釜に備長炭コートをダブルで施した内釜を採用した超音波で吸水させるIHジャー炊飯器なのですがこれが激安な価格で買えるところはないものか調べてみました。
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高額な炊飯ジャーの始まりは三菱の本炭釜だったといわれているのですがなぜ成功したのでしょうか。
それはおそらく価格と品質のバランスが良かったということでしょう。
買う人がその価格に見合った品質と性能を持っていることを認めたという事です。
この三菱 備長炭炭炊釜NJ-VX108はそんな本炭釜の流れをくむモデルで本炭釜よりもかなり買いやすい価格帯で売られているIHジャー炊飯器です。
本炭釜であれば炭だけで作ってありますのでかなりの手間暇がかかります。
そうすると当然ですが価格の方に跳ね返ってきますのでかなり高額になってしまいます。
そこで同じような効果を得られて安く売れるという方法がこれだったのでしょうね。
まず内釜はアルミニウム合金が2層とアルミニウムが2層とステンレスの5層構造になっています。
重ね合わせて作ることでそれぞれの金属が持っている特性を生かした釜が出来上がるという訳です。
そしてここからがたいせつなところなのですが内釜の外側に備長炭コーティングを2層施して熱伝導効率が高くなるように工夫しているんですよ。
こうすることで炭100％ほどではないとしても遠赤効果など十分な効果が得られるようですよ。
そして胴周りと放熱板にも炭コートはされていてここからも遠赤外線で包み込むように加熱します。
それから吸水は各メーカーともに工夫をしてきていると思いますがこの機種では超音波振動によって吸水させていますので通常よりもはやく済みます。
この振動がどのぐらい起きているのかというと1秒間にだいたい88,000回ほど振動しているようですよ。
そしてこの機種では同じ超音波振動でも可変超音波吸水を採用していますので超音波を強くするとより多くの水を吸水できますし固めが良ければ弱くすれば少なめに吸水します。
そのおかげで炊きあがりもその分速くて忙しい時なんかには喜ばれるでしょうし食感も自分の好みに合わせやすくなっています。
加熱は七重全面加熱という方式が採用されているのですがこの7つというのがふたヒーターと銅周りトリプルヒーターと釜底トリプルリングIHです。
IHというのは底の部分だけのようですが全面加熱ですからこれでも十分すぎるぐらい加熱できるんでしょうね。
